髪の毛を染める #1
隔日と言っていたのに2日空いてしまって、結局三日坊主になった者です。あうあ〜〜。
今日は題名からも分かる通り、髪の毛を「セルフカラー」で染める話をしたいと思います。セルフカラーっていうのは、美容院でではなく、自分で市販のカラー剤を用いてするヘアカラーのことです。なんでこの時期に髪の毛を染めるのかって?だってもうすぐ就活で、それから社会人になったら、もう一生髪の毛を染めるなんてできなくなるじゃないですか。短くともあと40年、ずっと黒髪でいなきゃいけない。だから最後の悪あがきとして、自分の好きな色にしてやろう!と思ったわけなんです。
さて、今回僕が何色にしたいかと言いますと、「グレーアッシュ」という色です。どんな色かというと…と思って画像探したんだけど、理想の髪色のやつが見つからなかったので割愛します。とにかく、「彩度が低くて色素が薄くてくすんでる感じの色」です。もしかしたらそれはグレーアッシュではないかも知れないんですが、まあとりあえず「彩度が低くて色素が薄くてくすんでる感じの色」にしたいと思っています。
今日はそれの第一弾として、髪の毛をハイブリーチしていきます。ハイブリーチは、髪の毛にある色素を壊して色を薄くする薬剤です。色を入れるカラー剤とは違って、ただ髪の毛の色素を抜くだけなので、一回やっただけだとダサダサですが、何回かブリーチしないと、入れたい色もちゃんと入ってくれません。特に今回自分がやりたいアッシュ系は、黄ばみをなるべく飛ばさないと綺麗な色にはならないのです。ちょっとその理由を説明したいと思います。
皆さん色の三原色はご存知だと思います。赤、青、黄です。それが混ざって黒色になります。僕たちアジア人の黒髪も同じで、赤青黄の色素が入っているため黒色に見えるわけです。ブリーチ剤は、その色素を壊す役割があります。と言っても、三つの色素をそれぞれ平等に同じくらいずつ壊してくれるわけではありません。最も抜けやすい青から、次に赤、最後に黄色の色素が抜けていきます。よくハイブリーチを一回しただけの髪はオレンジ色のような茶色のような色になったりするのはそのためです。また、ハイブリーチを何回しても残ってしまうのが黄色の色素で、青み・赤みに比べて髪にしつこく残りやすく、日本人の髪は「黄ばみとの戦い」とも言われます。
今回やりたいグレーアッシュはその名の通り灰色なので、青・赤・黄の色素がそれぞれ同じくらいずつ抜けてくれれば大成功です。でも前述の通りそれは出来ないので、ハイブリーチで青と赤の色素を抜いて、黄色の色素も(残っちゃうけど)なるべく抜いて、そこに青紫(赤+青)を入れることで薄い、くすんだ色にするわけです。道のりは長い…。特にブリーチやカラーを自分でやるときは、髪や頭皮へのダメージを考えると1日に何回もやるのは自殺行為のため、1週間くらい空けなければなりません。セルフカラーは、その長い戦いを乗り越えなければならないのです。
さて、能書きはこれくらいにして、実際に見て見ましょう。
これがもともとの髪色。標準的な黒髪です。
こいつにブリーチ剤を塗っていって色を抜いていきます。今回使うのはフレッシュライトのメガメガブリーチ。セルフカラーをしたことがある人はおなじみかもしれません。
下の画像は塗り終わってラップを巻いたとこです。後ろの方は友達に手伝ってもらって塗り塗りしました。
背後が汚すぎる…
ラップを巻いた状態で、ドライヤーなどであたためます。ブリーチ剤はあたためた方が威力を発揮して抜けやすくなってくれるからです。
そしてその状態でしばらく放置し、洗い流した結果がこちら。
完全に田舎のヤンキー(高校生)だわこれ…。もうちょっと抜けるかなーと思ったんですが、思いの外赤みが残ってしまいました。ちょっと放置する時間が短かったのかも…
まあ、ハイブリーチもう一箱あるし…次でなんとか抜ければ…抜ければ……
それとレビューってわけじゃないんですが、前回ギャッツビーのハイブリーチを使った時より髪が傷んでない感じがします。(いや、ハイブリーチしてるからアホみたいに傷んではいるんですけど、前回よりはって感じです)
でも頭皮は痛かった…髪の毛抜けるかと思った。ほんとは上手くやれば頭皮になるべく負担をかけないのも可能なのかもしれないんですが、いかんせん下手くそなので。
次回はもう一回ハイブリーチをして、魔法のトリートメントをする様子をお伝えしたいと思います。それでは。
書き終わってから気づいたけど、今回なんで丁寧語なんだろう…